アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

スパッタ




スパッタとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
スパッタは、溶接中に飛散するスラグや金属粒のことで、一般に溶接品質の妨げになるもののことです。
スパッタは、主にアークを熱源とするアーク溶接やガス溶接などの溶融接合(融接)、ろう接(ろう又ははんだを用いて、母材をできるだけ溶融しないでぬれ現象で接合する、ろう付及びはんだ付の総称)において発生します。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、スパッタの定義は以下です。

分類:アーク溶接 ≫ 溶接現象

番号:2641

用語:スパッタ

定義:
アーク溶接、ガス溶接、ろう接などにおいて、溶接中に飛散するスラグ及び金属粒。

対応英語(参考):
spatter

ISO番号(参考):6520の602