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スラグ(熱切断の−)




スラグとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ガス溶接及び熱切断の切断施工に定義される用語の一つです。
スラグは、各種の切断加工における施工上の用語の一種であり、母材を酸素切断(金属の酸化反応熱を利用するガス切断、パウダ切断、酸素アーク切断、酸素やり切断などの総称)によって切断した際に発生する、Fe、FeO、Fe3O4、Fe2O3などの金属或いはその酸化物のことです。
熱切断のスラグは、プラズマ切断、レーザー切断(レーザービーム切断)においては、ドロスといわれます。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、(熱切断の)スラグの定義は以下です。

分類: ガス溶接及び熱切断 ≫ 切断施工

番号:7307

用語:スラグ(熱切断の−)

定義:
酸素切断によって、除去された金属及びその酸化物。プラズマ切断、レーザ切断においては、ドロスという。

対応英語(参考):
slag;
dross

ISO番号(参考):−